ホームページの作成だって大手にすればよいというものでは無い

色々不思議な事件が多いなと思う今日この頃。
専門家とは思えない「ものづくり」が原因でトラブルとなる事例がよくあるようで、「日本の物作りは終わった」「技術立国じゃなく、技術後進国だ」なんて声もよく聞きます。
この間も「絶対使わない機能(使っちゃいけない機能)」を使ったせいで、何千万円ものお金が消えてしまうと言う事件が。
なんでそんな機能があるのやら。
でも、ある筋から聞いた話だと、(その事件とは関係ありませんが)使わない機能を作るのは良くある話なんだそうな。
色んなシステムは、昔は必要とする企業が自分で作っていたので、必要十分な機能を持つものが作られていたそうです。
余計なイミフ機能なんかは付いていない。
ところが、今はアウトソーシングの時代。
元請は仕様だけ作って、実装は下請けがやるそうです。
それでも、当初は「経験者」が仕様を作っていたから、ちゃんとしていたのが、今では元請は「中間商社」状態。
発注側は昔ながらの丸投げなのに、受ける側は発注側の仕事内容には全く無知で、仕様作成の経験のない新人や、畑違いからの転職者なんかが仕様を作って、下請けに流している。
下請けはイミフな仕様のものが降りてきても、そのまま作るしかありません。
経験があってオカシイ事に気づいても、「クライアント様が作れと仰せ」なのだから、意見なんてできません。
余計な事を指摘したら、次からは仕事は無くなりますからね。
結果、「絶対使わない機能」それも「使えば必ず事故が起きる機能」なんかが実装されてしまう訳です。
アウトソーシングの闇ですね。
まぁ、お金のある国や自治体、大企業なんかと違い、ウチらレベルなら、そもそもそんな「大手商社」な所に発注する事はありません。
身分相応に地元の小さな「自分でやっている」業者を探すのが吉。
そんな事情を知ってから、我が社でも管理システムの更新案件では、背伸びして大手に発注ではなく、もっと実務ができそうな所を探せと言われたのです。
インターネットを使うシステムになるから、最初は大手が安心かなと思ったんですが、市井のホームページ作成会社のほうがネットには強いみたいですね。
それで見つけた地元の札幌 ホームページ作成の業者に管理システムを作ってもらったのですが、打ち合わせに行ったら、直接仕様を考えてくれるデザイナーの方とお話出来たので、安心して任せることが出来ました。
色々欲しい機能を伝えたんですけど、逆に「それなら、こんな機能を入れると使いやすくなりますよ」と逆提案までされました。
やっぱり間に変な意識高い人を挟んだりせず、現場の人と直接話が出来る所が良いですね。
ついでに雑談で聞いたんですが、大手は専用回線を使うようなシステムは得意だけど、インターネットを使うなら、ホームページ作成業者のほうが安く作れるんだそうです。
本人がいう事だから話半分としても、言い得て妙だなと思いました。
お上もこういう所に発注すれば、事故システムなんかを使う羽目にはならないだろうにねぇ。